デュアルモニターからウルトラワイドへ!ゲーム、クリエイティブの新しいスタイル
目次
デスクトップPCで画面を広く使って作業をしたい場合、デュアルモニターという選択肢があります。
僕もこのウルトラワイドモニターモニターを購入するまでは24インチフルHD液晶を2枚並べてデュアルモニターで運用していました。
今回の記事ではデュアルモニター環境からウルトラワイドモニター1枚の環境へ変更したというお話をお送りします。
デュアルモニターのメリット・デメリット
デュアルモニター環境でパソコンを使用すると次のようなメリットがあります。
フルスクリーンでゲームをしていても切り替えることなくWEB検索可能
例えば、メイン画面にゲームをフルスクリーン表示しているとき、プレイ中にWEBで攻略法を検索したくてもモニター1台だとウィンドウを切り替えるなどひと手間余分にかかってしまいます。
デュアルモニターの場合、メイン画面でゲームをしていてもサブ画面でWEB検索が可能です。
一度に多くの情報を表示できる
同じ解像度のモニターを2台用意すれば、当然2倍の情報量を表示できます。
写真や音楽の情報を1度に多く表示したり作業の効率は格段に上がります。
ただし、ウルトラワイドモニターなどと比較するとデメリットもあります。
ベゼルが視覚的な障害になる
モニターには4辺に額縁(ベゼル)部分があります。中にはベゼルが細く作られているものもありますが、1つのウィンドウを2画面またいで表示する場合、このベゼルが邪魔になることがあります。
同じ製品でデュアルモニターを構築しないと色味が合わない
これは僕の失敗事例でもありますが、もともとシングルモニターで運用していたところに後から別製品でサブ画面を追加しましたので、左右のモニターで明るさや色味が違うという現象が発生してしまいました。
デュアルモニターを作る場合は同じメーカーの同じ製品でないとだめですね。
ウルトラワイドモニターLCD-GCWQ341XDBの設置
今回、モニター「LCD-GCWQ341XDB」はAmazonで購入しましたが、PCモニターとしてはかなり大きな外箱で届きました。
早速開封、設置してみました。
付属品は次の通りです
付属品
モニター本体
スタンド(上下左右に動きます)
DisplayPortケーブル(1.8m)
HDMIケーブル(1.5m)
電源ケーブル(1.8m)
USBケーブル(C-C USB3.1 1.5m)
リモコン及び単4電池
取扱説明書
思いのほかスタンドとアーム部分がずっしり重かったです。アームの取付ビスピッチはVESA規格100mmで作ってありますので付属のアームを取り付けずにモニターアームに取り付けることも可能です。
上下左右の動きは非常にスムーズです。モニターが大きくて重いので倒したり、傷をつけたりしないように気を付けながら設置しないといけません。
LCD-GCWQ341XDBのスペック
主なスペックは以下の通りです。
LCD-GCWQ341XDB
表示方式 : 34型ワイド/ADSパネル
最大解像度 : 3440×1440
視野角度 : 上下・左右とも178°
最大輝度 : 400cd/㎡
対応最大リフレッシュレート : 75Hz
映像入力端子 : HDMI×2 、 DisplayPort×1 、 USB Type-c×1
スピーカー : 3.5w + 3.5w(ステレオ)
ヘッドフォン端子 : ステレオミニジャック φ3.5
音声出力端子 : ステレオミニジャック φ3.5
大きさ : 幅817mm × 奥行231mm(モニター61mm) × 高さ428~538mm
重さ : 本体7.2kg スタンド2.4kg
チルト角度 : 上20° 下5°
左右首振り : 65°
回転 : 不可
VESAマウント :100mm×100mm
LCD-GCWQ341XDBのメリット・デメリット
このウルトラワイドモニターには得意とする部分と苦手とする部分がありますので紹介します。
DisplayHDR 400対応
HDR10の入力信号に対応しており、通常の液晶モニターよりはるかに多くの色を表現できます。今まで白や黒でつぶれやすかった映像もくっきり表示することができます。
パネルはIPSと同等性能ADSパネル
もともと技術開発を行った会社が違うため、名称は異なりますがADSパネルはIPSパネルとほぼ同等です。
鮮やかな発色で広い視野角度を実現できます。自然な色合いを表現できますので動画や写真を閲覧するのに適しています。
視野角は上下左右178° どこから見ても見え方はほぼかわりません。
Thunderbolt端子対応
USBタイプCのケーブル1本で映像入力と同時に携帯端末の充電もできる便利な端子を装備しています。
USB PD充電が可能で、最大出力は20wです。
ファイナルファンタジーXIV推奨ディスプレイ
3440×1440の高解像度を生かしてフルHDでは表示できなかった部分を表示できるようになります。FF14に限らずFPS等のゲームでも横に広い解像度を生かした画面表示が可能になります。
リフレッシュレートは75Hz
ゲーミングモニターブランドGigaCrystaということですが、リフレッシュレートは75Hzです。最近のFPS向けゲーミングモニターは144Hzや240Hzが主流となっていますので75HzはFPSには不向きといえます。MMORPG向けのゲーミングモニターということになりますね。
映像ソースによっては左右に黒い帯ができる
アスペクト比は21:9ですので16:9で配信されているYouTubeやAmazonプライムビデオなどネット配信動画は左右に黒い帯が出ます。
安くはないが満足度の高いモニターだと思う
3440×1440の解像度は横幅がかなり広く、一見大きすぎるのではないかという印象を受けるが、僕は買い替えてよかったと思っています。
1年ほど前からYouTubeをやっていて、このモニターで動画編集をしていますがタイムラインも横に長く表示でき重宝しています。
この手のウルトラワイドモニターは湾曲したタイプなど選択肢もいくつかありますが、ウルトラワイドの中でも安価な部類にはいる「LCD-GCWQ341XDB」も候補として考えてみてはいかがでしょうか。
LCD-GCWQ341XDBのレビューはよし工房チャンネルの動画でもレビューしています。
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