骨格認識でアバターを動かしたときに表情や手先を動かしたい
目次
以前の記事で、3teneとRealSenseを利用したVtuberアバターの操作方法を解説しました。
3teneには指先を動かしたり表情を変えたりする機能があります。
表情メニューやモーションメニューからボタンクリックで変更可能です。
また、設定画面でショートカットキーを登録することができますので、キーボードやゲームパッドなどに表情や手先の動きを登録することができます。
キーボードやゲームパッドを操作するとその動きが骨格認識されてしまう
実際にRealSenseで骨格認識してアバターを操作するとわかりますが、この状態でキーボードやマウスを操作しようとするとその動きがアバターに反映されてしまい、いかにも「操作している」感が出てしまいます。
こういった場合、フットスイッチなどで操作する方法が考えられます。
←USB接続のフットスイッチ
これだとボタンの数が少ないし、値段も安くはないです。。
無線のテンキーを使う手があった
無線で操作できて、手のひらに収まるコントローラーのようなものはないかと考えていたところ、無線接続のテンキーならいけるのではないかと思いつきました。
エレコム製の無線接続テンキーパッド「TK-TDP019」を購入してみました。
何とか片手で操作できる大きさです。
早速ショートカットメニューから表情や手先の動きをテンキーのボタンに割り当ててみました。
テンキーは逆さ持ちスタイルが操作しやすい
キーは向かって下側に配置されているので、正規の向きで持つよりも逆さにして持ったほうが押せるキーが多くなります。
「ピリオド」キーから始まる縦列に左手の動き、「0」から始まる縦列には右手の動きを割り当てました。
また、「2」「5」「8」には表情を割り当ててみました。「00」キーは押した瞬間に「0」が認識されてしまうので割り当てできませんでした。
録画ボタンやスクリーンショット、カメラワークなども割り当てできますので自分に合ったVtuberコントローラーを作ることができますよ。
右手にテンキーを持って自然な動きを表現できる
こんな風に表情や手先の動きがないアバターも・・・
無線のテンキーを使うことで自然に表情などを変更することができるようになりました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
RealSenseとnuitrackを利用した骨格認識によるアバター操作の際、フットスイッチなどを利用しなくても安価で複数の動きを割り当てできる方法を考えてみました。
僕が知らないだけで無線のテンキーを利用する方法はもしかしたらメジャーなのかもしれませんが、ご存じなかった方の参考になれば幸いです。